共感覚って知ってますか?

 

少し前のことです。

お客様とお話をしていて『共感覚』の話題になりました。

芸大には共感覚を持つ人が結構いるんだそうです。

初めてこの言葉を聞く人のために『共感覚』とは何なのか?と言うと

ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。 例えば、共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。(ウィキペディアより)

 

お客様のお話を聞いて「共感覚の人って結構いるんだ」とホッとしました。

私、文字に色を感じます。

みんなはそうじゃないと気付いたのは、高校を卒業してから。

ヤマハの調律学校時代にこんなことがありました。

◯ちゃん:「ヤマハのイメージカラーってどうして紫色なんだろう?」

私:「音楽が紫だからじゃない?」

その場にいたみんな:「???」

私:「だからー、音楽の”音”って字が紫だから」

みんな:「⁉︎ ⁉︎ ⁉︎」

びっくりしました。

文字には実際の印刷などの色とは別にイメージの色があって、

人によって色が違ってもみんなが感じていると思っていたので。

心の声:「だってみんな時間割に色塗ってたよね?」

「字に色が無いなら、どうやって色決めるのよー⁉︎」

 

共感覚は年齢を重ねるごとに薄れていく人も少なくないそうで、

今の私は、子供の時ほど強く色を感じません。

でも『共感覚』はみなさんお持ちのはず!と思うようになりました。

音色を表現する時に、明るい・暗いなど明度や、

柔らかい・ザラザラなど触覚的な言葉を使うからです。

私はピアノの音色を揃える時には触覚的なものと、温度を感じながら音を作ることが多いです。

 

共感覚を持っている方も、そうでない方も、求める音やタッチがある時には

色々な言葉で表現してオーダーしてみてくださいね。