オーバーホールと再生修理の違い

ピアノの修理を調べていると、

「オーバーホール」
「再生修理」
「クリーニング」

似たような言葉がたくさん出てきて、迷ってしまいますよね。

今回は、オーバーホールと再生修理の違いについてまとめてみました。

まず、ピアノのオーバーホールとは、外装をきれいに磨き上げるだけでなく、内部の弦やハンマー、そのほかの消耗部品を交換する作業のことです。

外側も内側も、新品同様の状態にすることをオーバーホールと呼ぶケースが多いように思います。

ただ、業者さんによって呼び方や作業の範囲に差があるので、

「オーバーホール」

と書いてあっても、内容が同じとは限りません。

続いて、再生修理について。

再生修理は、一般的には「クリーニング」と呼ばれることもあります。

ただ、業者さんによっては、丁寧にお掃除をするだけの作業をクリーニングと呼ぶところもあります。

それと区別するために、当店では 再生修理 と呼んでいます。

再生修理も、外装はきれいに磨き上げるので、見た目は新品のようになります。

そのうえで、内部は

『中古ピアノとして店頭に並べられるほどの修理』

を行います。

わずかな消耗であれば、部品交換はせずにそのまま使います。

弦やハンマーの交換はしませんが、この先、数年は大きな修理が必要ない程度に、内部の修理を行うイメージです。

こうして見ると、オーバーホールも再生修理も、外装は磨かれて、どちらも新品のように見えます。

違いは、内部をどの程度新しくするか。

・オーバーホール:消耗部品を交換して、内部まで新品同様に
・再生修理:まだ使える部品は活かして、数年は安心して使える状態に

「うちのピアノ、古くなってきたけど、この症状はオーバーホールしたら直るの?」

など、気になることがありましたら、調律のときにお声がけください。

ピアノの中を見ていただきながら、ご説明いたします。

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