2023.05.28

擬人化

 

この春、息子が大学に進学して一人暮らしをスタートしました。

それで、家電量販店に何度か行ったのですが、そこの店員さんがとっても素敵な笑顔でお仕事をなさっていたのが印象的だったので、そのお話をしたいと思います。

 

息子と一緒にそのお店に行ったのは平日の日中で、ほとんどお客さんのいない時でした。

お店に入ってしばらくすると、爽やかなイケメン店員さんが「新生活用ですか?」という感じで声をかけてくださいました。

必要なものをいくつかお伝えすると、順番にその売り場に案内して、商品を説明してくださるのですが、それがすごいのです!

 

「この子は〇〇が得意な子でして、一人暮らしだと〇〇な使い方されることが多いと思いますので、相性良いと思います!」

私が

「こっちはどうなの?」とほかの商品を指すと

「この子は××が得意な子なんですよ。〇〇だとさっきの子よりも時間がかかっちゃいます。」

といったご説明。

そして、終始満面の笑み♪

 

その後も

「この子がピッタリです!」(ニコニコ)

「この子が一番良いと思います!」(ニコニコ)

とご説明いただき、あっという間に決めることができました。

家電を選んだのか、息子のパートナーを選んだのか?

なんだかよく分からない気持ちでしたけど、とっても楽しく良いお買い物ができました。

 

爽やかイケメンだと思ったら、大間違い!

中身は面白オタクで、キャップ萌えです(笑)

買った子たちを車に積んでくださって、笑顔で見送っていただきました。

 

帰り道で

「面白い店員さんだったね!最後まで擬人化だったよね!」

と言うと、息子はそれほど気にしていなかった様子。

あれ?珍しくないのかな?と思い、やっと気が付きました。

私がいつも擬人化していましたーーー!

ピアノのこと、お預かりした中身のアクションや鍵盤のこと。

いつも姫や貴婦人のように接しております。

息子にとっては母親の面白オタクが日常だったのですね。